ただそれよりも今の僕が思うのは、こんなのは全部とっくに過去の話になったんじゃないかってことだ。
人間の遺伝子があらかた固まった狩猟採集時代が終わって、まだたったの1万年ちょい。
その程度の期間じゃマクロな遺伝子変異と定着は起こりようがないけど、今後人類がもし何十万年と生存を保つならどうなるか。
今人間の眼の前にある「環境」とは、かつてのあの冷厳たる自然でなく、人間自身が生み出した社会。
農耕革命、工業化、情報化と社会が移り変わる中で、社会に対する適応的能力ってトレンドとしてはどんどん収束・一元化してるんじゃないかと思うんだ。
多様性をいくら称揚したところで、社会という第2の自然が固定的な淘汰圧をなだらかに加え続ければ、
発達障害者についてはあまり良い未来が到来しない可能性をどうしても想像してしまう