「感情労働」という言葉にはネガティブ側面とポジティブ側面の
二種類の意味があるのだが、自閉圏の人間はネガティブなほうの
感情労働には向いていない。ジョブ型/メンバーシップ型という
雇用形態があるけれども、ジョブ型だと気が楽(能力があって、
なおかつ生活が安定していればだが)なのだが、「愛想がいい」とか
「ゴマスリ」とか「媚び」とか「へつらい」とか「滅私奉公」みたいな
ものを要求されるとツラいものがある。
「共感」とか「理解」とか「尊重」といった、ポジティブなほうの
感情労働は自閉でもそれほど不得意ではないと思うのだが、
「あ、こいつとは合わねーわ」と思うと、とたんに萎える。