そのサラ・ダンバーさんのyoutubeを見せてもらいました。

その人は「ミラーニューロン」という概念を使って、母親からのひどい虐待という
耐え難い苦痛を無化する為の良い考え方を脳内に作ることに成功したのだと思う。

心理学的には、<「苦痛を感じている身心」と「自己」を分離させる> ことに成功
したと言えるでしょう。
その「身心」と「自己」を分離させるという点は森田療法や仏教とも共通するのですが、
「身心の苦痛」が他人のせいだと考える点は仏教とは大きく違う点だと言えます。

「苦しい思い」に対して、(これは自分の責任ではないから)「ほっておいていいんだ」
という態度は森田療法の「あるがまま」に通じるもので、その考え方は神経症の苦しみから
自由になる為には確かに有効でしょう。

ただ、脇見恐怖との関係で言えば、虐待を受けて脇見恐怖になったという人は少ないよう
だし、脇見恐怖の苦痛も誰かの悪意がミラーニューロンを介して外部から入って来たと
考えるのは少しオカルト的過ぎるように感じる。