・要約
①2026年9月時点でもJPEG、PNG、TIFF、PDF 1.7は高い互換性と実績を持ち、新規格が常に優れるわけではない。
②JPEGは写真向けで互換性が最高水準だが、圧縮効率は旧世代。
③白黒化しても白黒2値形式ほど劇的には小さくならない。
④PNGは可逆圧縮、文字、線画に強く、1bit白黒なら大幅に小さくできる。
⑤TIFFも白黒2値+CCITT Group 4なら文字、帳票、図面を極めて効率的に保存できる。
⑥JPEG XLは有力な次世代候補で、可逆・非可逆、HDR、広色域に対応。
⑦既存JPEGを完全復元可能なまま平均約20%小さくでき、主要ブラウザ対応も進むが、PDF内部画像としては未成熟である。
⑧AVIFはWeb画像で既に実用段階、HEICはスマホ写真で成熟、HTJ2Kは専門用途に強い。
⑨PDF 2.0はPDF 1.7の正式な次世代仕様で、PDF/A-4は長期保存向け。
⑩BrotliDecodeも2026年8月にPDF 2.0拡張仕様として正式公開されたが、対応環境はまだ限定的である。
⑪当面は既存形式を用途別に使い分けつつ、JPEG XLとPDF 2.0+Brotliの普及動向が特に重要となる。

i.imgur.com/tVT6r8S.jpeg