>>29
数十年前、左翼弁護士で有名だった遠藤誠弁護士が何かに寄せた文章の中で語っていた話を思い出す。

仕事帰りか何かのタクシーの車中で高速道路の外側を流れる景色を眺めながら、おそらくは自身が上京してきてから高度成長期の時の経過とともに埋め尽くされるように林立したビル群と乱開発、急成長したその街並みが自らの半生と重ね合わせるにつけ、何か
何かが違うのか、はたまたなるべくしてなったのか、等の想念に浸りながら

もし、もし、あのときに(どの時だよ?)選択を変えていたならば(IF)
外の景色も変わっていたかもしれない。
みたいな文章だったな。

そりゃlfなんだから、戦争に勝っていれば、とか国家的なレベルではから、弁護士ではなくて不動産開発屋になっていればとか
それによりけり、都市の開発状況ってレベルから個人的な移動手段が運転手付きベントレーやら京浜急行電鉄の吊革につかまりながら眺める風景まで変幻自在な訳だが

あくまでも文章を書いた遠藤誠弁護士の想念の世界は、いったい何だったのだろうか。。。
と、

もしかして彼もカプグラ症候群または重複記憶錯誤のような
「今いる場所ないし人物は確かに本物であるが、同じ場所ないし人物がもう一つないしそれ以上存在している」という妄想的想念の吐露では無かったのだろうか?
との想いに至るが既に鬼籍に入ってしまい確かめようも無いのだろう。
そもそも、その文章が何処で読んだのか憶えていない。まだネット普及以前の時代なので何かの文芸書かミニコミ誌の類かも判らないフワッと感が夢想っぽい。