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朝ドラ『あんぱん』
“石女”として差別された黒井雪子
子を産めない女性は用なしという地獄
(歴史人)
- Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/076f867e3ff19a6a922df1d48904e8ee015acbe8

作中で黒井は「女子師範学校を卒業して結婚したが、3年子どもができなかったために婚家を追われた」と語った。
当時これは珍しくもなんともなく、むしろ「当然」のことだった。
「嫁して3年、子なきは去れ(る)」などという言葉もあるほどで、
家制度においては家を継げる子を産むことこそが女性の使命と考えられていたのである。

さて、夫婦に子ができないと、妻のことを
「石女(不産女)/うまずめ」という蔑称でけなし、執拗に嫌がらせをするなどして追い込むケースが少なくなかった。
こうした差別によって、一方的に離婚を言い渡される女性の悔しさや悲しさは筆舌に尽くしがたいものがある。

子ができないことを理由に婚家を追われた女性にとって、再び縁談が持ち上がることは容易ではなかった。
もちろん再婚し、そこでは子に恵まれた
(前の婚家では夫側に不妊の原因があった)というケースもある。
一方で、その機会に恵まれず、実家(親が亡くなった後は男兄弟の世話になる)で
ひっそり陰口に耐えながら暮らすしかない女性もいた。