>>63
うんと簡単にします。しりとり付きのくじ引きだと思ってください。
Claudeが単語を1つ選ぶたびに、こういうことが起きています。
① 辞書の全単語を2組に分ける
数万語を、当たり組とはずれ組に半々で分ける。
② 分け方は、直前に書いた単語で決まる
ここが「シード」の正体です。「静かに」の後なら分け方A、「笑った」の後なら分け方B。同じ辞書なのに、まったく別の分かれ方になる。
③ 当たり組をちょっとだけひいきする
はずれ組の単語も選べます。ただ、ほんの少し当たり組が有利。
④ 選んだ単語を持って、次へ
いま選んだ単語が、次の分け方を決める。しりとりのように、直前の1語だけがずっと繋がっていく。
なぜ読んでも分からないのか
外の人は分け方の規則(鍵)を知りません。だから文章を読んでも、どれが当たり組だったのか判別できない。
文章の質も落ちません。当たり組には辞書の半分が入っているので、その中にも必ずぴったりの言葉がある。「不自然な語を無理やり使わされる」のではなく、「同じくらい良い候補が2つあったとき、当たり組のほうを選ぶ」だけです。
なぜ検出できるのか
5,000字書けば、くじを数千回引いたことになります。
普通に人間が書いた文章なら、当たり組は偶然どおり半分くらい。ところが透かし入りだと7割8割になる。
コイントスで表が10回続いたらイカサマを疑いますよね。あれと同じ理屈で、回数が桁違いに多いだけです。1回2回では何も言えないけれど、数千回分を数えれば「偶然ではありえない」と分かる。短い文章で検出できないのは、くじの回数が足りないからです。