大江と古井の日本近代短編を読むっていう対談で30作くらい批評してんだけど
三島の作品について古井は三島さんは俗を知らない、俗を知るってことは実は一番むずかしいと発言している
これを読むに古井は三島が俗に通じていないことに不満があるらしい
まったく同感で、三島のどんなギャグ描写もワイルドの皮肉たっぷりな諧謔、イギリスの作家のユーモアに較べるべくもない
とくにゴーゴリなんかは笑いという意味で傑出してなかろうか、外套という小説で所々ニヤニヤした
理知が勝ちすぎていると笑いのセンスは無くなるらしい、鴎外も大岡昇平も人を笑わせる文学は書けなかった
内田百閒とか荷風は俗に通じてるからすごく面白い、あと宮沢賢治