大山先生と二上先生の順位戦の棋譜は、ワタクシも過去に気になって調べようとしたことがあったのですが
確か、この対局は観戦記がなかったと記憶してます
A級順位戦は月に5局、一局に8譜使えば、一月に3譜あるいは4譜しか掲載できず、未掲載の棋譜がでます
一局に10譜使えば月に3局までです

当時は中継やネットがないので、ファンや対局場に赴かなかったプロ棋士たちが棋譜を知るのは、新聞の観戦記が初であり、速報性の高いものでしたが
この観戦記がないことで、当時リアルタイムでファンやプロたちの目に棋譜が晒されなかったのだと思われます
新聞紙上に棋譜が載り、多くの人間の眼に止まっていれば、棋譜の間違いは発見されやすいはずです
大山先生こんな手指したのかー、と話題になればどこかでプロ棋士あるいは対局者の耳に入り、それ違うよと本人たちから指摘が入ることもあるでしょう
また観戦記者は対局を観て観戦記を書くので、掲載棋譜に誤りがあれば気づく可能性が高いのです

あわせてリアルタイムの将棋世界などもチェックしたように記憶してますが
大山二上戦をクローズアップした自戦記観戦記はなかったと思います

指された当時は、大勢の眼に晒されていない棋譜なのだと思います
だから、記録に誤りがあっても気づかれていない可能性は割とあります